[優秀賞]
山田胡桃|Resonance369
山形県出身
近藤一弥ゼミ
ポスター
近藤一弥 教授 評
ニコラ?テスラ(1856–1943)は、交流電気方式の発明で知られる天才科学者であり、その研究には謎に包まれた部分もあり、多くのクリエイターにインスピレーションを与えてきた。山田さんは、特に宇宙の数字を表すとされる「369の法則」に関心を持ち、それをきっかけに若き日のテスラの言葉に出会い、この思想を36枚のポスターとしてビジュアル化することに挑戦した。この試みは、期せずしてZ世代の起点とされる1996年頃のグリッチやデジタル?グランジのデザインを、現代のテクノロジーで再解釈するという、興味深く時代性のあるプロジェクトとなった。さらに、言葉そのものが紙の上から解放され、スマートフォンをかざすことでのみデバイス上に現れるという、デジタル時代ならではの新たな体験を創出している。