[優秀賞]
山口夏希|ぼくは、くろねこ。
茨城県出身
進藤やす子ゼミ
むかしむかし、くろねこは「幸せを呼ぶしるし」と言われたり、「不吉な存在」と思われたりしていました。いろいろな迷信とともに生きてきたけれど、くろねこの本当の姿は、なんとも魅力的でかわいらしいものです。そんな迷信とくろねこたちをテーマにした絵本を3冊制作しました。この作品と出会った人が、新たな視点でくろねこを好きになっていただけたら嬉しいです。
進藤やす子 准教授 評
猫、大好き!その中でも「くろねこ」に、とっておきの愛を注ぐ山口さん。どんな授業でも実力を発揮してきた彼女が、集大成として選んだのはやっぱり「くろねこ」でした。調べていくうち日本に「黒猫は不吉」という迷信があるように、世界中に黒猫にちなんだ吉凶様々な迷信があるとわかり、それらをアイデアソースとした絵本を制作。日本版とヨーロッパ版どちらも、愛らしい「くろねこ」だけでなく、細やかな背景描写にも注目してください。貪欲に制作に取り組み、完成度を高めた作品群は圧巻です。春からは、誰もが知るキャラクター玩具メーカーでデザイナーとしてスタートを切ります。世界観を作り上げられる力は間違いなく強みになるでしょう。つぶらな瞳の黒猫の商品が店頭に並ぶのも、そう遠くないかもしれません。