デザイン:近藤一弥
長倉威彦ほか(コンピューター・グラフィックス)
タトリン 《第三インターナショナル記念塔》1998年
モビールのイメージ(参考)
珍しいキノコ舞踊団《あなたの寝顔をなでてみる。》
2007年 Photo: Yohta Kataoka
アヴァンギャルドって何?
○展覧会「ロシアの夢1917–1937」
ロシア・アヴァンギャルド−絶たれた疾走、甦る造形のヴィジョン
2010年4月3日[土]→5月9日[日]
会場:山形美術館 〒990-0046 山形市大手町1-63
http://www.yamagata-art-museum.or.jp/
○展覧会関連イベント「アヴァンギャルドって何?」
主催:東北芸術工科大学、山形美術館
助成:財団法人吉野石膏美術振興財団
企画:和田菜穂子(東北芸術工科大学美術館大学センター)
山形美術館で行われる「ロシアの夢1917–1937」展は、ロシア・アヴァンギャルドに関する展覧会です。 “アヴァンギャルド(avant-garde 仏語)”とは「前方に立つ部隊」を意味します。それがロシアでは革命前後に興った芸術革新運動を示すようになりました。 本イヴェントでは、「アヴァンギャルドとは何か?」を考察する機会とし、展覧会をより深く読み解くために、大人から子供まで幅広い年齢層を対象に、大学等でのレクチャーと美術館での体験ワークショップの2本柱としました。 是非この機会に、展覧会と合わせてご参加ください。
●アヴァンギャルド・レクチャー
◎記念講演会「ロシア・アヴァンギャルド建築」“希望の空間”
日時:2010年4月22日[木] 17:00–18:20
場所:東北芸術工科大学 大講義室
定員:250名(当日先着順、聴講無料)
講師:八束はじめ[建築家、建築理論家、芝浦工業大学教授]
1948年山形生、東京大学大学院博士課程中退、磯崎新アトリエ勤務を経て、1983年ユーピーエム設立、2003年より芝浦工業大学工学部建築工学科教授。 著書に『ロシア・アヴァンギャルド建築』(INAX出版)、「メタボリズム─1960年代日本の建築アヴァンギャルド」(INAX出版)、「ミースという神話─ユニバーサル・スペースの起源」(彰国社)ほか。
◎ミュージアム・スクール
日時:2010年4月29日[木] 13:30–16:30
場所:山形美術館3階ホール
定員:80名(当日先着順、聴講は無料ですが、本展半券が必要です。)
○1時間目:「ロシア文学と絵画」 13:30–14:50
“歴史のなかのロシア・アヴァンギャルド:成立までとその時代”
講師:中村唯史[山形大学准教授]
1965年北海道生、東京大学大学院博士課程中退、現在山形大学人文学部人間文化学科准教授、専門はロシア文学・ソ連文化論、表象文化論。 著訳書に『可能性と多様性のコーカサス』(共著、北海道大学出版会)、『ユーラシア:帝国の大陸』(共著、講談社)、ペレーヴィン『恐怖の兜』(角川書店)、バーベリ『オデッサ物語』(群像社)ほか。
○2時間目:「ロシア映画とグラフィック・デザイン」 15:00–16:20
“視線を超えて”
講師:近藤一弥[グラフィックデザイナー、東北芸術工科大学教授]
1960年東京生、 成城大学文芸学部卒業、桑沢デザイン研究所グラフィック研究科卒業、1992年カズヤコンドウ設立。 ADC原弘賞、 ブルノグラフィックビエンナーレ・プラハタイポデザインクラブ賞受賞。 グラフィックデザインを中心に映像作品も手がけている。 2007年より東北芸術工科大学デザイン工学部グラフィックデザイン学科教授。
◎ギャラリートーク[展覧会担当学芸員]
日時:2010年4月17日[土]、5月8日[土] 両日共14:00–15:00
(聴講は無料ですが、本展半券が必要です。)
●ユートピア・ワークショップ
◎「モビールをつくろう! 造形のワークショップ」
日時:2010年5月1日[土] 13:00–15:00
場所:山形美術館3階ホール
定員:20名(5歳以上、どなたでも参加可)
*中学生以下の参加は無料ですが、それ以外の方は本展半券が必要です。
講師:坂東慶一[グラフィックデザイナー、東北芸術工科大学准教授]
1967年東京都生、ワシントン大学(アメリカ)修了、多摩美術大学美術学部デザイン学科修了、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(イギリス)留学。 JACA日本イラストレーション展銅賞、パルコアーバナート展入選、文化庁芸術家在外研修プログラム選出等、展覧会、受賞多数。 2007年より東北芸術工科大学デザイン工学部グラフィック学科准教授。
講師:和田菜穂子[本イヴェント企画者、東北芸術工科大学准教授]
青山学院大学卒業、慶応義塾大学大学院博士課程中退(学術博士)、コペンハーゲン大学留学。 神奈川県立近代美術館勤務等を経て、2009年より東北芸術工科大学美術館大学センター准教授。 展覧会およびワークショップ企画多数。 著書に『アルネ・ヤコブセン』(学芸出版)ほか。
◎「からだと遊ぼう! 身体表現のワークショップ」
ロシア音楽などのゆかいな音楽に合わせて、身体を動かします!
日時:2010年5月4日[火]
場所:山形美術館3階ホール
*お子様の参加は無料ですが、保護者の方は本展半券が必要です。
持ち物:タオルと飲み物 服装:動きやすい服装
○1時間目:「親子のためのワークショップ」 13:30–14:30
“モノのものまね!” 定員:10組(5歳以上小学6年生まで。 親子でご参加ください。)
○2時間目:「こどものためのワークショップ」 15:00–16:00
“動物やモノになりきろう!” 定員:20名(小学1–6年生まで)
講師:伊藤千枝[ダンサー、演出、振付家。 珍しいキノコ舞踊団主宰]
劇場空間のほか美術館の中庭、ギャラリー、カフェ、オフィス、倉庫、ビルのエントランスなど、大きさや形態も異なる空間での公演も積極的に行っている。 NHK教育番組「ドレミノテレビ」、「ニャンちゅうワールド放送局」 (まんまる/現在放映中)、映画「めがね」の振付など、多岐に渡り活躍中。 桜美林大学非常勤講師。 http://www.strangekinoko.com/
*「ユートピア・ワークショップ」の参加申し込みについて
参加ご希望の方は、参加者の氏名、学年(年齢)、連絡先を明記のうえ、下記ファックスかメールにてお申し込みください。
●お問い合わせ・お申込み
山形美術館 〒990-0046 山形市大手町1-63
Tel.023-622-3090 Fax.023-622-3145
E-mail: info@yamagata-art-museum.or.jp